たくさん遊んで たくさん食べて
一年と半分は あっという間に過ぎて行きました

ある日 わたしは あの子とあの子のママといっしょに
散歩にでかけました

すると突然
ひとけのない公園で あの子のママは
くるしそうに倒れてしまいました

わたしは一生懸命に走って
お薬のにおいのする白い服のひとを呼びにいきました

あの子がかぜをひいたときも
わたしがぐあいを悪くしたときも
白い服のひとがたすけてくれましたから

さいわいあの子のママは なんともありませんでした

「なんてかしこい犬なんだ。
 それに、とても美しい毛並みをしている…
 正式な訓練を受けさせるべきですよ」

あの子のパパとママは わたしのことで
ずいぶん話し合っていたようです

「おまえもそのほうが幸せよね?」
あの子のママはそういって
いままでにないくらいやさしくなでてくれました

わたしは しらない男の人につれられて
あの子のうちをでてゆきました

+まえ+  +もどる+  +つぎ+

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